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くつろげる試着室、商品の環境負荷の可視化。常識を破ることで愛されるD2Cファッションブランド | Reformation

【一言で言うと】実店舗でもオンラインショッピングのような手軽さで購入できる、サステイナブル・ファッションブランド
主に展開する国:アメリカ
設立:2009年
店舗数:15店舗(2019年時点)
ジャンル:アパレル・スポーツ
売上高:非公開

なにが特徴か

急成長を遂げているファッションブランド「Reformation(リフォーメーション)」。1か月で商品化をするファストファッションでありながら、これまでは廃棄されていたデッドストック生地や天然素材を使用するなど、サステイナブルがコンセプトのエコブランドである。

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生まれ変わるデッドストック生地/Photo by pixabay

さらに、新しいハイテクな実店舗が特徴として挙げられる。実店舗内においてタッチスクリーンで商品を選び、自分の部屋で洋服を試すような感覚の試着室が用意されているのだ。気軽なオンラインショッピングと、その場ですぐに試着できる実店舗の良さをミックスしたOMO店舗である。


1. シンプルなハイテク店舗

Reformationの実店舗は、シンプルでゆったりとした配置がされている。サイズ違いの商品は置かずに、各商品1つずつがラックに掛けられているので、商品が少ないのだ。買い物客は壁に掛けられたタッチスクリーンを使って、ラックにない他の商品をオンラインカタログでチェックしたり、リアルタイムな在庫情報を見ることができる。また、商品ごとに、「RefScale」という、商品製造過程での水使用量、二酸化炭素排出量、廃棄物のスコアが表示されるので、どれだけ環境に優しい商品であるのかも確認できる。

買い物客は、店員に声をかけることなく、モニター上で試着したい商品やサイズを選択する。もちろん、店員とおしゃべりを楽しみながら、商品のバーコードをスキャンして選択することもできる。


2. 自撮りができるくつろげる試着室

商品を選択し終えた買い物客は、試着室に移動する。ここでまず行うことは、試着室を自分好みに変更することだ。スマートフォンを充電し、スピーカーから好きな音楽をかけ、照明を選択することができるのだ。照明は、自撮りが映えるようにライトスイッチで好みの色温度に変更する。

くつろげる空間が出来上がったら、試着室の奥にあるクローゼットの扉を開ける。このクローゼットの中に、店内で選択した商品が直接用意される仕組みだ。


3. 店員と会話不要な魔法のクローゼット

試着をしていて、別のサイズや色を試したい場合もあるだろう。その場合でも、店員との会話は不要だ。買い物客は、試着室内のタッチスクリーンを使用して、再度リクエストする。クローゼットの扉を閉めて、しばらく待つとクローゼットの中に新しい商品が用意される。

気に入った商品が見つかったら、タッチスクリーンから会計をリクエストする。店舗にはレジはなく、試着室内でキャッシュレス決済を行う。

買い物客は店員と直接会話をする必要はなく、また店員の目を気にすることなく好きなだけ何度も試着を行うことができる。


Reformationは、今後イギリス、オーストラリアへの出店を予定している。

Banner Photo by pixabay

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https://www.wwdjapan.com/articles/899898

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参考

Reformation:https://www.thereformation.com/


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