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期間限定ポップアップで展開された、AIやロボットを活用した未来のビューティストア。|SK-II

【一言で言うと】顧客がストレスやプレッシャーを感じることなく、スキンケア商品の購入体験が可能となるよう、AIやロボット等のテクノロジーを駆使した未来型の期間限定店舗。

基本情報

展開する国:日本ほか
創業:1953年
SK-II販売開始:1980年
ジャンル:コスメ

なにが特徴か

「SK-II Future X Smart Store」は、2019年6月7日から8月12日まで東京・原宿でオープンしていたポップアップストア。AIやロボットから説明を受ける未来のスキンケア・ショッピングを体験することができる期間限定店舗だった。

1. 直接肌に触れることなく、AIが肌の状態を測定

今回のストアのオープンは2018年5月、2018年11月から2019年1月に続く3回目だった。

店舗に入ると、AIを使った日本初の肌測定機「マジック スキャン」で肌の状態をチェックする。鏡の前に約3分間座ると、自分の肌年齢や肌の状態を測定できる。AI肌解析技術による測定結果に応じ、お勧めの製品が紹介される仕組みだ。

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「マジック スキャン」/Photo by SK-II

2.商品を説明するのは人間ではなく、AIやロボット
同ブランドが目指す世界観を演出する為、顧客が商品を選ぶ際にはロボット美容アドバイザーやAIが活躍する。

今回初めて登場したのが、ロボット美容アドバイザーのYumi。Yumiといってもヒト型ではなく、ロボットアームのような見かけで、タッチスクリーンを操作して自分の肌の悩みを選択すれば、それに合わせた商品を取って目の前に置いて説明してくれる。

実際にアイテムを試したければ、テスターエリアの「マジック ミラー」へ移動する。ディスプレイにはアイトラッキング技術が搭載されているので、気になる商品に目線を移すだけでモニ―タ―に商品情報の詳細が表示される。今後想定される利用シチュエーションとして、バッグや買い物袋で手いっぱいのときに活用できそうだ。

3.ショッピングにエンタメを盛り込み、同時に拡散も促す

同ストアでは商品購入を直接促す施策だけではなく、情報拡散を促す仕組みとして記念撮影ができる「セルフィーブース」が設けられている。このブースの目的は買い物を楽しくすることもあるが、人に見せたくなる動画を提供して来店者にSNSで拡散してもらうことも狙っていた。

ブースの中には30台もの高解像度カメラが設置されていて、中に入った顧客の動きを連写で撮影し、限定ボトルにあしらわれているデザインの、花吹雪が舞う中で撮ったような華やかな動画が撮影可能。出来た動画は自分のメールアドレスに送って、SNSで拡散可能になっている。

今回のSK-IIにおけるテックとエンタメの活用は、一方では商品のトライアルや購買の利便性の追求、一方ではファンの獲得に、これからも進化していくだろう。


Banner Photo by Christin Hume (Unsplash)


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参考

SK-II ブランドサイト

SK-IIの体験型スキンケア・ストア「SK-II Future X Smart Store」オープン(プレスリリース)|PR TIMES



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