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いかに簡単に、効果的にコスメを試してもらうか。Sephoraが取り組むテクノロジー活用のメイクアップ体験 | Sephora

【一言で言うと】体験型の販売手法を追求する世界最大級のコスメ専門店

基本情報

主に展開する国:フランス、世界30カ国以上
設立:1970年
店舗数:2500+店舗(2019年時点)
ジャンル:化粧品
売上高:非公開

なにが特徴か

Sephora(セフォラ)は、化粧品・香水を販売する専門店として1969年にフランスのパリで創業された。1997年からは大手ファッションブランドのルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーの合弁会社であるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下に入り、世界30を超える国と地域で事業を展開している。ハイブランドからプチプラまで幅広いコスメ商品を取り扱っており、店頭でのメイク指導や新商品のトライアルなど、顧客中心主義を徹底した体験型の販売手法で成功を収めてきた。

1999年にオンライン販売を開始して以来、ロイヤリティプログラムや顧客向けコミュニティの構築を軸に、インターネットを介して潜在的な需要を取り込んでいる。最近ではリアル店舗でのユーザーエクスペリエンス向上に力を入れており、メイクアップのAR体験やチュートリアルコンテンツを提供している。

1. メイクアップのAR体験

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AR体験を可能にするBeauty Hub/Photo by Yvan Matrat

2017年からSephoraは、特定の店舗にBeauty Hubと称されるメイクアップのAR体験コーナーを設置している。そこにはVoir, Inc.が開発したARアプリ搭載のiPadが設置されており、誰でもバーチャルな世界で様々なコスメ商品を試すことができる。このアプリケーションは目、口、鼻、眉など、顔の造形を正確に捉え、希望のメイクアップを施した姿を拡張現実として再現する。さらにカタログ機能を利用すれば、コンセプトに沿ったメイクアップを瞬時に投影することも可能だ。試したメイクアップが気に入った場合、その画像と使用した商品のリストを任意のメールアドレスに転送し、後ほどじっくりと購入を検討することができる。

2. チュートリアルコンテンツ

今年5月にSephoraはGoogleのスマートディスプレイであるGoogle Nest Hubおよびスマートフォン向けにチュートリアルコンテンツの提供を開始した。このコンテンツではSephoraのメイクアップアーティストが正しい手順をステップ別に紹介し、ユーザーはそれに従って自身にメイクアップを施すことができる。アプリケーションさえあれば自宅でも利用可能だが、店頭に行けば専属のスタッフがそのメイクアップに適した商品をお勧めしてくれる。

Banner Photo by Unsplash

関連ニュース

Sephora rolls out “New Sephora Experience” connected store concept | LVMH

https://www.lvmh.com/news-documents/news/sephora-rolls-out-new-sephora-experience-connected-store-concept/

Sephora to unveil their new digital features at Viva Technology in Paris | Premium Beauty News
https://www.premiumbeautynews.com/en/sephora-to-unveil-their-new,15036

参考

Sephora:https://www.sephora.com/



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