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秋葉原でOMO/ニューリテール店舗を実際につくってしまった、テクノロジー企業の狙い | Developers.IO CAFE

【一言で言うと】クラウドソリューションなどを提供する企業による、ニューリテールのコンセプトを体現したカフェ

基本情報

展開地域:秋葉原
サービス開始:2019年2月
ジャンル:カフェ

なにが特徴か

Developers.IO CAFEは、モバイル、クラウド、センサー、AIといったデジタルテクノロジーに関するサービスを展開するクラスメソッド株式会社が展開している現金不要のカフェ。他のカフェとの主な違いは、「注文から購入までのスムーズさ」「ウォークスルーによる商品購入」「店内の行動全てがデータとして蓄積される」の3つが挙げられる。

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支払いはスマホアプリ限定の新しいカフェが誕生(Photo by: ロボスタ

1. 注文から購入までのスムーズさ

従来のカフェは、注文するために並んで現金やカードで支払い、商品が出てくるのを待つが、Developers.IO CAFEでは、現金での支払いを扱っておらず、注文や支払いは全てスマートフォンアプリで行う形になっている。そのため、注文するためにわざわざ列に並んで待つ必要がない。店舗の外からの注文も可能だ。

また、テイクアウトを利用する客は、自身の注文した商品が今どのような状態にあるのか、確認することもできるので、出来上がるタイミングで店舗を訪れれば、出来たてのコーヒーをすぐに受け取ることも可能。店舗に着いたものの、まだ商品が出来上がっておらず、時間を持て余してしまう心配がない。

ちなみに、店側でもGPSやビーコンなどを利用することで来店予測ができるため、来店のタイミングを考慮したサービスが提供できる。

カフェの使い方は、1)メニューページにアクセスして注文、2)商品受取通知が届く、3)お店で受取り(支払いは自動で完了する) 、となっている。

2. ウォークスルーによる商品購入
Developers.IO CAFEには、飲食のエリアだけでなく、物販のエリアも併設されている。 このエリアも現金は不要。利用客はスマートフォンでアプリをかざしてチェックインすれば、あとは気になる商品を持って出るだけで、自動的に決済が行われ購入したことになる。物販エリアには、追跡センサーが付いている。センサーはシステムとつながっており、システムがかごの動きや顧客の動線を確認することで、誰がどの商品を持ち出したかが、無人でも把握できる。ちなみに、一度手に取った商品を戻すといったことも問題なく行うことも可能だ。

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アプリでチェックインすれば商品を持って出るだけで購入完了 (Photo by:CAPA from AKIHABARA

3. 店内の行動全てがデータとして蓄積される
店内では、注文から決済までアプリで行うため、店内での全ての行動がデータとして蓄積される。従来は、店内などのオフライン上の行動は把握することが難しかったが、アプリベースでの利用に寄せることで詳細なデータがわかるようになった。
データを活用すれば、利用客の来客時刻や購入する商品の傾向などがわかるため、利用客別のサービスの提供が可能になり、継続的かつきめ細やかな関係の構築ができる。また、特定の利用客を対象にしたキャンペーンを展開し、効果を測定することなども可能になっていくだろう。

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関連ニュース

クラスメソッドのカフェ「Developers.IO CAFE」が秋葉原にオープン 完全キャッシュレス化
https://robotstart.info/2019/02/12/developersio-cafe.html

参考

Developers.IO CAFE:https://cafe.classmethod.jp/

クラスメソッド株式会社:https://classmethod.jp/




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